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メイキング・オブ・STEREO DIORAMA「突入!」

1. ステレオ撮影にチャレンジ!

立体視したときに効果的になるようなモデルを選んでみました。最終の構図は一応頭の中にあります。
設定ではモデルの大きさはかなり巨大。その辺りを考えてあまり視点をずらさず撮影。たぶん10センチ位だったかな。
露出・シャッタースピードは固定。
で、 OK!立体視できます。これは楽しくなってきました。

2. 2枚の画像を一つの3D空間に配置すと言うことは…

今回も基本的にはCGジオラマの作り方と同じ。Bryce上に平面画像を読み込み配置します。と言うことは2枚の画像を配置しなければなりません。バックと遠近感を合わせるためには当然目印が必要。

  • そう考えてあらかじめラインを入れた紙を敷き、向こう側にはラインの入った箱を置き撮影しました。
  • Bryceに配置したときに分かりやすくするため、フォトショップ上でラインを強調してやります。
  • 左右両方の画像に同じことを行います。
  • ラインはレイヤーで描き、後で消せるようにしておきます。

3. Bryce に配置-1

Bryce 側では、わかりやすいように格子のマテリアルで地面・バックを作ります。
赤の▲は目印。これを基点に画像を配置します。

4. Bryce に配置-2

Bryce 上に、ラインを強調した画像を読み込んで配置します。モデルの先端を赤い▲に合わせ、赤ラインとバックの格子がなじむようにカメラアングルを調整します。
読み込んだ画像は50%程度透明にするとバックとあわせやすいです。
う〜ん、まあまあ合ったようです。これをもう一枚の画像にも行います。

5. テストレンダリング-1

試しにレンダリングしてみました。
なんかおかしいですね。向こう側に傾いているような気がします。両方ともそこそこ合わせたつもりなんですが…。
その後同じ手順で微調整しましたが、やはりうまく行きませんでした。
ここで断念。「もうやめじゃ!」

6. テストレンダリング-2

「もうやめじゃ!」と思いましたが、次の日、気を取り直して再チャレンジ。
今度はラインをあてにせず、普段通り「目測」で配置してみました。
おや、行けます。これなら行けそうです。頭良さげにラインなんかあてにしたのが失敗だったのか…?いや、ラインの作り方がいい加減だったか何かのせいだろう、いきなり難しいものをやりすぎたのだ、と思って自分をなぐさめます。それにこのコーナーの意味が無くなる!
さあ、バックを作り込むぞ!

7. 完成! あ〜しかし…

後はわき役たちを撮影し、こっちは平面で配置。全体の奥行きが大きいので、たぶん気にならないでしょう。
と言うことで完成! 考えていた構図ができました。
わ〜立体だ立体だ! あ〜楽しい。でも冷静に考えると全部モデリングできればこんな手間かからないですね…。いや、これはTOYだから楽しいの!
[Special Thanks: ゆんぱぱさんエムロボさん]

完成後、いつのものように大きめのサイズ(960*720) をレンダリングしてみると、もともとの撮影が汚くて使い物になりません。ステレオに気を取られてチェックしてなかった…。

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